対面しての会話と違い、電話は相手の顔が見えません。声、言葉づかい、話し方や相手に対する気づかいなどで印象が決まります。
次のことに注意して、好印象を与える電話のかけ方をマスターしましょう。
1)かける前に相手の電話番号、名前、用件を確認する
2)時間帯を考える(始業直後・終業直前、昼休みなどを避ける)
3)明るく元気な声で、語尾まではっきり発音する
4)相手の都合を気づかう(「今、お時間よろしいでしょうか」など)
5)メモを取る
6)感謝の気持ちを伝える
担当者が不在というケースはよくありますね。基本的には、自分から電話をかけなおすようにしましょう。電話を受けてくれた方には、「はい、承知しました。それでは、改めてこちらからお電話を差し上げます」など、かけ直すことを伝えましょう。
担当者の帰社予定時間が分かれば、その時間以降に改めて電話をかけます。ただし、急な用件の場合は、電話を受けてくれた方に伝言をお願いすることもマナー違反ではありません。
メッセージに気づいたら、折り返しの電話をかけましょう。でも、慌てずに、時間帯を確認し、雑音が入らない場所に移動してからです。折り返しの電話では、電話をいただいたことのお礼、電話に出られなかったことのお詫びなどを忘れないでくださいね。
スマートフォン・携帯電話に関するよくある2つのNGです。
①電源をOFFにし忘れ
会社説明会の最前列で「♪♪♪」、面接中にバッグの中で「♪♪♪」。こんなとき、考えただけで焦りませんか。人の話を聞くときは、どんな場面であっても電源はOFFにしましょう。
②会社説明会や面接が終わって、部屋を出ると同時にスマートフォン・携帯電話で通話
緊張感から解放されて、すぐに親や友達に報告したい気持ちも分かります。でも、通話しながら社内を歩くことはマナーに反する行為です。何より通話をしながら社内を歩いているときに、すれ違った社員の方に挨拶できますか? あなたの姿は常に企業側に見られていますよ。