初めての訪問先は、新鮮な光景に気持ちが落ち着かなくなりますね。志望度の高い企業への訪問ならば、社内のいたる所に興味が湧くのは当たり前です。
でも、真剣に働いている社員の方がたくさんいらっしゃることを忘れてはいけません。決して仕事の邪魔にならないように、落ち着いた行動をとりましょう。
「お客さま気分で訪問しない」これが、最も大切な心構えです。もちろん、店舗見学や工場見学、OB・OG訪問も同様です。
①約束の時間には絶対に遅れない
企業の方は、忙しい仕事の時間を割いて応対してくれるわけですから、遅刻は非常に失礼です。絶対に遅れないように、道順、所要時間などを事前に調べておきましょう。
②受付では、必ず自分から挨拶をする
「挨拶〜名乗る〜用件を伝える」の流れが基本です。もちろん、受付のときだけでなく、社内ですれ違う方にも自分から挨拶しましょう。
席まで案内されたなら、指定された席に座りましょう。 席を指定されなかった場合は、遠慮して出入り口から一番近い席へ腰を下しましょう。そこは下座と呼ばれる席で、複数人で座るときに一番目下の人が座る席とされています。
ちなみに出入り口から遠い側の席はお客さま用の席で、こちらは上座と言います。お客さま用の席(上座)に案内されたら、案内してくれた方に一言お礼を言ってから座りましょう。
OB・OG訪問の待ち合わせ場所は様々です。約束の場所が企業の応接室の場合はQ1の通りですが、企業以外の場所で待ち合わせをしたときには、遅くても約束の20分前には待ち合わせ場所に到着して、先輩を迎えるようにしましょう。
先輩よりも遅くならないように注意してください。よく知っている先輩だったとしても、なれなれしい態度は厳禁です。決して世間話ばかりにならないように、社会人らしい言葉づかいや態度で臨みましょう。
企業訪問時のよくあるNGマナーです。
1)携帯電話の着信音が♪♪♪。
2)バッグを隣のソファに置く。
3)出されたお茶を一気に飲み干す、お茶菓子をバクバク食べる。
4)企業の方のお話にあいづちを打たない、メモを取らない。
5)面談中に時計をチラチラ気にする。
6)面談中に喫煙する。
これはあくまでも一例です。真剣に企業の方と向き合っていれば、上記のようなことはしませんよね?