今、真価を発揮する注目のジャンル。
業界再編、技術革新、イノベーション…時代の変化を味方につけ、明日の新潟を力強く牽引!
マイナス金利などの影響を受け、外部環境が変化している金融業界。メガバンクが大量採用を控えるなど、就活市場にもじわじわと変調が見られるものの、就職人気ランキングにおいては依然、上位に大手各社が名を連ねます。
県内1位と2位の銀行の経営統合を経て、今後の動向にますます注目が集まる県内金融業界。AIを活用した投資アドバイスなど今注目のフィンテックに対する積極姿勢も見られ、新しい時代へとシフトしつつあるのかもしれません。本格的な就職活動時期を迎える前に多方面から研究し、自分なりの価値観を醸成しておきたいところです。
業務効率を上げたり、営業力を強化したり、企業の経営環境を劇的に向上させることができる、情報通信技術。これを自在に操るテクニックを保持するのが、ソフトウェア・IT企業です。メーカーや流通業などの大手企業からシステム部門が派生し、1つの会社として創設された冠系企業と、自主独立でソフトウェア関連事業を立ち上げ、運営する独立系企業が混在しています。
県内では人材確保に悩む業界や企業が年々増加しており、人材不足を補うシステムは多方面で注目を集めています。人口の減少傾向が続く新潟県において、IT各社の存在意義は一層大きくなっていると言えるでしょう。
金融の他に学生から人気を集めるのが、マスコミ各社。NHKの他、テレ朝・TBS・日テレ・フジテレビの系列民放局が信濃川沿いに立ち並びます。根強い地元ファンの心をつかむケーブルテレビや、ラジオ局も見逃せない存在です。出版系も実力派企業が点在。圧倒的発行部数を誇る新聞社をはじめ、県内全域を網羅するタウン誌や、エリアを限定して情報誌・折込広告を発刊する出版社など、ローカル的特色が強い読みモノを手がけています。
限られた募集人数に対し、県外勢を含め幅広く応募が集まる傾向にあるのが特徴。受付期間が短いケースも少なくないので、早めの情報収集がオススメです。
日進月歩のデジタル化の波を受け、生き残り戦争が続く広告・印刷業。「最新鋭の機器を導入する」「無人化を図る」など、県内各社はたゆまぬ努力を重ねています。年々Webサービスのウェイトが高まり、マーケティングやプロモーションなど専門ノウハウの強化に迫られる動きも。その他、ドローンを利用した空撮、デジタルサイネージ、Webプロモーションへの対応など特色あるサービスを開拓し、独自性をアピールする企業が増えています。
今や広告・印刷業は、総合プロモーションサービス業にシフトしていると言っても過言ではありません。次はどんな驚きのサービスが展開されるのか? 可能性に満ちた業界とも言えるでしょう。