【精密金属加工担当】金属のカタマリをカタチに！

■精密金属加工（切削/旋削/研削）

・マシニングセンターや複合旋盤などの工作機械を用いて金属を削り精密部品を製作します。

・工作機械CNCによるプログラム入力やCADCAMといったPCを用いてのプログラム作成を行います。

・研削加工は刃物の代わりに砥石を用いて精度を出す加工です。そちらでは0.001ｍｍ単位の精密研削を行います。まさに「職人の世界」です。

もしも金属加工について何も知らなくても大丈夫です。当社は知識技術力量に応じた成長支援制度があります。文系理系問わず活躍できます。

３次元モデルを作成するスキルを持っている方は、自分で作ったモデルを工作機械で削り出すことも可能です。

【機械組立担当】精度良く作られた部品を精度良く組み立てます。

■機械組み立て

・実は大きな産業機械や工作機械も人が手作りで組み立てています。当社では主に食品梱包関連機械や印刷関連の機械を生産しています。

・機械組み立ては機械の設計図である「組図」を見ながらスパナやレンチといった工具を用いて組み上げていきます。

・言うなれば大人のプラモデルですが、ミニ四駆やプラモデルの様に丁寧な組立説明書はありません。図面や仕様書を読み取って設計が要求する精度や動きを実現せねばなりません。

・この業務を体験してみると世の中にあふれる機械の見方が変わります。ボルト一本さえ愛おしく感じることでしょう。

・機械組立は金属部品やモーター、歯車などを組み合わせていく「メカ組立」と、電気制御のための機器を取り付け、ユニットと配電盤を配線していく「電機組立」に分かれます。

・専門的な知識がなくても大丈夫です。ものづくりに対する興味があれば当社の成長支援制度にて一人前の組立担当に育てます。

【品質管理担当】品質管理の二つのミッション

■品質管理

・品質管理担当には二つのミッションがあります。一つは、「不良品の発生率を下げること」です。もう一つは「発生した不良品を絶対にお客様にお届けしないこと」です。

・製造業は必ず不良品・不適合品が発生します。その発生の確率を下げることが一つ目の大事になミッションです。具体的には原因を突き詰め適切な対策を講じることで再発を防いでいきます。地道な活動ですが、不良率を下げることは必ず利益を増やすことに繋がります。

・発生した不良品をお客様にお届けしてしまうと「クレーム」となります。「クレーム」は「ゼロ」でなければなりません。「クレームゼロ」を継続するためにはまず工程内の不良発生率を下げることと、確実な検知と識別する仕組みが必要です。当社はISO9001という品質維持の規格をベースにしたマネジメントの仕組みを構築しております。

・製品が実際に図面の要求を維持しているかを検査器具を用いて検証します。（３次元測定器、輪郭測定器、画像測定器、ノギス、各種ゲージ類など）

・新製品が立ち上がる際の試作と検証なども担当します。

【生産管理担当】「情報」は会社の血液です。

■生産管理

・会社にとって「情報」は血液です。どんなに優れた工作機械や卓越した技術を持った職人も、生産指示や図面といった情報を伝えなければ働くことはできません。

・生産管理部門はその「情報」を会社の隅々までいきわたらせる「心臓」の様な部署です。具体的な業務は以下です。

①引き合い/見積/受注
・お客様が「こんなものがいついつまでにほしい、○○円くらいならありがたい」というご相談が「引き合い」です。「引き合い」に対して「当社ならいついつまでに○○円でできます。要求精度も達成できます」という返事をします。これが「見積」です。見積結果にお客様が納得してくださると注文を出してもらえます。「受注」となります。

②生産計画/作業指示/発注
・お客様の注文内容を実現するために日程を検討します。日程は「誰が」「何を使って」「いつまでに」やるかということを明確にして立案します。社内の工程だけでは完結しない場合は協力会社に見積を行います。日程を立てるための情報が揃ったら「生産計画」に反映します。
・「生産計画」に基づいて材料などの「発注」を行います。材料以外にも金属部品の表面を錆びにくい金属で覆うメッキの発注なども行います。
・社内の製造部門に対して「作業指示」を出します。

③工程管理/現物の管理/仕分け
・「作業指示」や「注文書」を流しただけではものごとはうまくいきません。日程に合わせて確認や調整をすることで製品は期日までに完成します。日々刻刻と変わる状況に柔軟かつ適切に対応することが大切です。この業務をやると対応力がとても鍛えられます。
・完成した品物は何もしなければ社内に溜まってしまいます。適切に案件ごと、お客様ごとに分けていくことが必要です。「仕分け」作業といいます。

④梱包/納品/実績管理
・製品が完成したら「梱包」作業を行いお客様へ「納品」します。直接お客様と接する機会になりますのでお客様の声を直に聞くことができます。直接お客様が満足した表情を見るとき、遣り甲斐を感じることができます。
・納品したら終わりではありません。費用面の集計、売上の集計などをしっかりとまとめます。

生産管理のお仕事に要求される知識はまずは「広く浅く」が大切です。広い視野と興味を持って「誰に聞けば良いか」を知っていることが「情報」を適切に処理するコツです。

【設計・技術担当】機械設計、治具設計・業務改善、工程設計、設備保全

■設計・技術担当

①機械設計
・お客様から「こんな装置がほしい」というご要望をいただいたら、それを実現するための装置を設計します。
まずは「概要設計」を行います。
・「概要設計」で問題がなければ管理部門による見積の後、「本設計」に移ります。
・３次元ＣＡＤで機械の設計をしたのち、部品図を展開していきます。

②治具設計・業務改善
・社内の工程改善をするための治具（ジグ）を設計します。他部署からの困りごとを収集して製作します。
・生産性向上のための工程改善や治具を設計することがあります。
・治具を製作する際は３Ｄプリンタを活用することが多いです。

③工程設計
・新製品の立ち上げの際は工程設計を行います。全体のタクトを集計し、課題を潰し込み工程を確定します。
・必要な箇所について「作業標準票」という作業説明書を作成します。

④設備保全
・社内の設備を保全する役割を担っています。

機械や工学について広く深い知識が必要です。ＯＪＴの一環として機械組立を応援しています。