みなさんこんにちは。
応援団のクマクラです。
先日ブイヤベースを作りました。
ブイヤベースとは、フランスのなんとか地方の郷土料理です。
魚や貝をトマト、香草などと一緒に煮込んだ、海の幸の旨み溢れる逸品となります。
私の作ったものが逸品であったかどうかは議論の余地がありますが。
気温がめっきり下がった最近は、煮込み料理が美味しいですよね。
煮込み料理ってなんであんなに深い味わいがあるんでしょうか。
それはきっと「旨み」に秘密があるのだと思います。
旨みの源といえば、ダシが真っ先に思いつきます。
このダシをとることを「ダシを引く」と、料理に精通した人は表現している気がします。
引くってどういうこと?
そんなふうに思ったので調べてみました。
【ダシを引く】さっと引き上げる・・・うま味を引き出す
【ダシを取る】ぐつぐつ煮出す ・・・うま味を絞り出す
このように、両者にはちゃんとした違いがあるようです。
わたしが作ったブイヤベースは「ダシを取る」と表現するのが妥当みたいです。
記憶をさかのぼってみると、これまで丁寧に「ダシを引くこと」はあんまりやっていませんでした。
ただ、ひとつ強烈に覚えていることがあります。
それが椎茸のあんかけ焼きそばを作ったときのことです。
干し椎茸をお湯で戻し、その戻し汁で餡を作ったのですがこれがバチクソに美味かった。
何が美味しかったのかはうまく言語化できないのですが、よくない表現を使うと「危ないキノコ」といった感じです。
椎茸の戻し汁の旨みだけはガチです。断言します。
ちなみに、旨みを絞り出そうとすると、旨みと一緒に雑味も出てしまうそうです。
就活生のみなさんは企業の志望動機を考えるときに、絞り出そうとしていませんか?
絞り出した志望動機はどこか違和感や納得感が得られないものになりがちです。
「そもそもやりたいことがわからないから、志望動機は絞り出すしかないんだよ!」
そんなときは自己分析をもっと深堀してみるといいかもしれません。
自分の強みや歴史、やりたいことがわかると、自然と志望動機は引き出されるはずです。
というわけでみなさん、就活はあなただけの素材の味、天然オーガニック旨み成分で勝負しましょう。