ホクエツコーポレーション
創業以来、当社は1世紀超にわたり「紙づくり」に取り組んできました。一口に紙といっても用途や種類はさまざまで、中には「これも紙!?」と驚くものや、意外なシーンで役立っているものも。私たちは、あらゆる紙を通じて日常生活の”当たり前”を支えています。またブレないこだわりは、業界トップクラスの環境経営と事業のグローバル化。お客さまのニーズに応えながら、紙の新たな可能性を追求し紙づくりによって社会と文化の発展に貢献する、それが私たちのテーマです。
当社はかねてから普段、生活の中で当たり前に使う洋紙、白板紙に加え、付加価値の高い紙づくりにも取り組んできました。ダンボール原紙事業をはじめ、特殊な機能をもつ製品の開発がその象徴です。紙の可能性はまだまだある。それを追求するとともに、私たちの源流を見失うことなく、人と親和性の高い紙だからこその味わいや魅力も引き続き伝えたいと考えています。
業界でもいち早く環境に配慮した紙づくりを行ってきました。かつて「文化のバロメーター」とされた紙も、今や「環境のバロメーター」と言われる時代です。当社は森づくりから手がけ、化石燃料を使わない生産活動を継続した結果、製品重量当たりのCO2排出量が業界平均の約半分と、トップクラスの環境経営を実現しました。現在は、「2050年にはCO2をゼロにしよう!」という目標に向かってまい進しています。
新潟工場の9号抄紙機は、全長223m・時速約100kmで約35万トンの紙を生産する世界最大級の高速オールオンラインマシン。ダイナミックなものづくりの現場は世界とつながり、グループの海外売上高比率は約40%と安定した収益を築いています。また紙にとどまらず、カナダのパルプ工場をグループ化して北米にパルプを販売するなど、事業領域も着々と拡大。2020年からダンボール原紙事業もスタートしました。
広大な敷地にいくつもの建屋が並ぶ当社は、さながら一つの街のよう。規模が大きく、従業員も多いからこそ、大切なのはコミュニケーションとチームワークです。製品を開発する人、機械を動かす人、その機械をメンテナンスする人、工場内の電気工事を担当する人、構内の道路や駐車場を整備する人、みんなが一丸となって「より良い紙づくり」という目標に一直線。当社は、それぞれが得意分野とチャレンジマインドを活かし、みんなで創っていく企業です。
社内外の研修をはじめ社員教育が充実。「ブラザー制度」により、新入社員は年齢の近い先輩社員と一緒に業務を行うため、安心して知識や技術を身につけられます。また新潟工場は、ほど近くに独身寮があるほか、社宅や家族手当もしっかり完備。さらに原則、週休2日制で勤務は8時から16時の実働7時間と、社員がプライベートな時間を十分に確保できるよう環境を整えています。
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