トップコウギョウ
“つくるよろこび”を届ける「TOPブランド」の製品はおよそ2,000点以上!工具の開発から設計、製造、組立、出荷まで、各部署が巧みに連携し、完全自社一貫生産しているのが当社の強みです。
今回は、営業、企画、製造を担当する3名の先輩社員が集まり、トップ工業の魅力やそれぞれの仕事のやりがいなどを語りました。
モンキレンチとの出会いです。学生時代からバイクの整備が趣味で工具を触る機会は多かったのですが、合同企業説明会で目にした当社のモンキレンチはそれまでのイメージを覆す精度の良さで「面白い工具をつくる会社だな」と興味を持ちました。また、刃物や金物で有名な燕三条という土地柄に惹かれたのも理由の一つ。小さな町工場がたくさんあり、それぞれが何かに特化したものづくりで世界へ発信している。それらに魅せられ、生まれ育った東京を離れて当社に入りました。
就活当初は、大学で学んだことを活かして街づくりやイベント運営などの仕事に就き、新潟をもっと活性化したいと思っていました。でも業界はコロナの影響を受け、なかには新卒を採用しないという会社も。これではダメだと思い、地元である燕三条地域の地場産業を盛り上げる一助になる、この文化を継承できる一人になれたら、との想いでシフトチェンジし、当社を志望しました。
機械工学を学んだので当初からメーカーへの就職を希望していました。重視したのは、エンドユーザーと直接つながるようなものづくりの会社。何をつくっているのか、消費者にどう届くのか、目に見えて分かることにこだわりました。父が自動車整備に携わっているため、工具には昔から馴染みがあったことも決め手の一つです。
実はもう一つ、きっかけになった出来事があります。当社のオンライン説明会に参加したとき、なぜか「一人暮らしの人は?」と聞かれたんですよね。そうしたら後日、当時新潟市で一人暮らしをしていた私のもとに、お米や三条市の特産品などが届いたんです。まだ面接やエントリーにも至らないただの就活生にここまでしてくれるなんて!とビックリ。コロナ禍によってバイトのシフトを減らされるなど困窮していた時期なので、そのステキな対応にときめきました(笑)。
製造部で特注品を担当しています。例えば、当社のカタログに載っている14mmサイズのスパナではなく、「規格外の14.5mmのスパナが欲しい」といったお客様の要望に応えるのが私たちの仕事。一点物のオーダーメイドなどにも対応しています。この部署に配属されてまだ1年も経たないため、今は過去のデータを見ながら加工したり、営業とやりとりしながら学びを深めている段階です。
営業職なので商品を売るのがメインの仕事。問屋さんや金物屋さん、ホームセンターさんに向けて当社の商品を紹介したり、勉強会を開催して販売の仕方をアドバイスするなど、いわばコンサル的な役割も果たしています。ホームセンターさんによっては、消費者に喜んでもらえるような工具全体の売り場づくりを任されることも。それによって「お客さんが増えた」「商品が回転するようになったよ」と評価されるとやはりうれしいですね。
私が所属する部署は、製品を直接つくったり売ったりするわけではないですが、店頭用のポップや展示会に置くチラシを製作したりと、あらゆる販促活動を行っています。
いつもお世話になってます(笑)。
いえいえ(笑)。その中で私が任されているのは、主にパッケージデザインのディレクション。デザイン会社に「この製品はこう見せたい」と方向性を伝え、売れるパッケージを形にしていくのが仕事です。また、SNSの運用も担当。製品の情報発信はもとより、お客様が工具メーカーに求めることや当社への要望などを細かく拾うよう心がけ、そこで得たものを他部署にフィードバックするなどしています。
自社一貫生産のため、お客様の要望を形にする「0から1のものづくり」が可能です。そうやって完成したものを販売できるのは営業職の“よろこび”ではないでしょうか。また営業スタイルについては個々の裁量に任されているため、自分で考え、人と人とのつながりを活かしながら仕事をプランニングできるのも魅力です。
ホームセンターさんの店頭で自分の担当したパッケージを見たときにやりがいを実感します。「これ私が関わったやつ!」と、つい家族や友人に自慢しちゃいますね(笑)。一番うれしかったのは、SNSに投稿されたお客様の声を吸いあげ、製品化につなげたこと。当社の工具について「これいいよね。でもこのサイズがあるともっと助かるんだけど」というつぶやきを見て、リプライしたのがきっかけ。その内容を開発部に伝えたところ、「これはいけるぞ」と開発することになりました。リリースを間近に控えた今、そのニュースを早くユーザーさんに伝えたくてウズウズしています(笑)。
情報解禁が待ち遠しいですね。私もありますよ、成功体験。もうほとんど売れなくなった20年前の電動ドライバー用ソケットがあったんですが、少し切り口を変え、カラーを渋い黒にそろえてセット販売したら、目新しさもあってか売れるようになりました。自分の仕事が具体的な形になると、実感がわいてモチベーションも上がりますよね。
そういった社員の提案を実現していく当社の行動力もすごいなと思います。私がやりがいを感じたのは、特注品の製作に初めて一から携わったときですね。当社のブランドは自社一貫製作のため、最初の加工から最後の包装まで、全工程を深く見聞きし、有意義な経験ができました。「工具ってこうして出来上がるんだな」と改めて理解し、この仕事って面白いなと思った貴重な体験です。
厳しい検査体制を設け、徹底して品質にこだわっているところ。正直、工具としては価格が高いけれど、そこにはちゃんと理由があるんだと実感します。また作業の様子や各工程を一通り見ることができる入社後の部門研修は、工具の成り立ちを理解する良い機会でした。
部署間の交流が盛んなところに魅力を感じます。それぞれ課題のとらえ方や視点が異なるため、多くの気づきや学びがあります。これからも他部署の方とコミュニケーションをとるよう心がけ、「こういう加工が特殊で難しいんだよ」「この口開きの大きさをアピールしたい」といった多様な意見を、より良いパッケージづくりに役立てたいと思っています。
設立から84年という歴史と伝統をベースに、常に先を見て新たなチャレンジを続ける社風が好きです。また海外製の工具が多く流通するなか、純国産の優れた製品をここ三条から世に送り出していることにも誇りを感じます。あと、働きやすい環境が整備されているのも魅力ですね。金曜日はノー残業デー。といっても、普段からほぼ残業はしませんが。
入社3年目になりますが、今まで一度も残業したことがありません。1分も(笑)。有給休暇は取りやすいし、上司から「それ有休使わなくて大丈夫?」と取得を促されるほど。とても働きやすい職場です。
一人暮らしでも、条件によって住宅手当が支給されるので、とても助かります。育児休暇を取得した男性社員もいるし、将来を考えても安心して働くことのできる良い会社だと思います。
FAXの確認、書類整理など。
営業部内で、前日の商談内容やその日の行動予定などを共有。
電話注文や商品の問い合わせなどに対応しながら商談の準備を行う。
商社をはじめ、三条市内の取引先を2~3件訪問。商品の納品や製品の紹介を行う。業界情報や売れ筋商品などの情報収集も。
行きつけのラーメン店へ。昼は外食がほとんど。
ホームセンターさん訪問。新商品を陳列しながら工具全体の売り場づくりを行う。
訪問したお客様に依頼された資料の作成、翌日の準備など。
残業なし。帰宅後は買い物に出かけたり、スノーボードやアウトドアグッズの手入れなどをしてゆったりと過ごす。
その日の業務内容や加工の進捗の確認など。
特注のグループ内で、作業の進捗やその日の行動予定などを共有。
協力工場とやりとり。依頼していた製品が完成したとの連絡を受けて回収へ。
帰社後、食堂で昼食。自分で炊いたご飯を持参し、おかずは宅配弁当を利用するスタイル。
特注品の機械加工や事務作業など。その日ごとの目標をクリアできるよう効率的な動きを心がける。
片付け、翌日の準備など。
帰宅後は自炊したり体を休めたり。バドミントンの練習に出かけることも多い。
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江戸川産業グループ(江戸川産業株式会社・田上化工株式会社・江戸川ポリマー株式会社)