シンコウケンセツ
現場代理人の仕事は、設計図を手にしたところから始まります。経験の浅い社員も、先輩のもとで学びながら一つの現場を引き渡しまで一貫して担当。数年経験を積むと、小さな現場から少しずつ一人で任されることが増えていきます。
工程、品質、安全、また場合によっては予算など、工事全体を管理するのが私たち現場代理人の仕事。担当する工事の現場事務所に出勤し、協力会社への指示や日程調整、施工図面の作成などを行います。在学中に二級建築士の資格を取得していたこともあり、入社5年目くらいから一人で現場を任されるようになりました。
やはり建物が完成したときは大きな達成感があります。さらにお客様から「こんなにすてきな建物をつくってくれてありがとう!」と感謝を伝えられると、それまでの苦労も吹き飛んでしまうほどの喜びが。引き渡し後に近くを通りかかったときは、「こんなに大きなマンションに関わったんだ」と感動を新たにしています。
現場事務所へ直行。その日の作業内容を確認する。
現場作業員とラジオ体操。全員で作業内容を確認した後、注意事項を伝達する。
飛散物などはないか、現場を巡回して状況確認。
工事写真の撮影、躯体図面の作成など、現場管理の業務を行う。
お弁当を買ってきて現場事務所で食べることがほとんど。
協力会社の職長たちと午後の予定や翌日の作業を確認。
再び現場を巡回し、確認して指示を出す。その後は事務所で現場資料を作成。
現場の終業を確認。飛散物などをチェックして戸締りをする。
翌日の作業を確認して業務終了。
現場代理人を務める上司のもとで、施工管理の仕事を実践しながら学んでいます。工事写真の撮影ほか、主に基礎や躯体関係のチェックを担当。構造体の品質・強度を確保するため、特に配筋の品質確認にはしっかりと取り組んでいます。また不要材の撤去や通路の清掃などもこまめに行い、安全にも配慮しています。
まだ数多くの現場を担当していないので、自分が携わる現場では常に新たな発見があります。そしてこの現場が完成したときの達成感は格別だろうと、今からワクワクしています。また現場で先輩や職人さんたちと仲良くなれるのも、この仕事の面白み。優しく温かな目に見守られ、着実に経験を重ねていける環境に感謝しています。
現場事務所や休憩所の鍵を開けて準備。その日の作業内容を確認する。
現場作業員とラジオ体操。全員で作業内容を確認した後、注意事項を伝達する。
工事写真の撮影。必要に応じて現場の片付けや養生などを行う。その後、写真整理などの事務作業へ。
母の手づくり弁当を現場事務所で食べる。
午前中の作業報告および新たな伝達事項の確認など。
同様に上司と管理しているほかの現場へ一人で向かう。こちらは屋根の改修工事。進捗状況や安全を確認した後、事務作業を行う。
再び最初の現場へ戻り、現場の終業に向けて後片付けを手伝う。
翌日の作業を確認して業務終了。
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