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先輩社員登場!

訓練部
笠 咲樹
2017年入社/新潟大学工学部卒
入社(2017.4)→実習のためメーカ出向(2017.4~2019.3)→インストラクタ研修(2019.4~2020.3)→インストラクタ(2020.3~)

わたしの仕事を一言で表すと?:
原子力発電の学校で働いてます!

現在の仕事について

詳しい仕事内容

当社では原子力発電の運転訓練を提供しています。上記にもある通り、当社を一言でいえば、”原子力発電の学校”です。そして、現在、私が担当している業務は、主に「新訓練の開発・提案」と「訓練の提供」です。

(1)新訓練の開発・提案
時代の流れによって原子力発電業界に求められる知識や技能は日々進化しています。それらをいち早く察知して、訓練内容や提供スタイルも変えていく必要があります。何か新しくやれることはないかな?!と日々考えながら業務することがとても楽しいです。

(2)訓練の提供
弊社の商品は”教育・訓練”というサービスです。当社の訓練を受講して、「気づきが得られた」「学びがあった」と感じてもらえなければ、品質の高い商品を提供したとは言えません。受講生にとって価値ある訓練を提供するために、サービスのあり方から工学的知識まで、日々勉強することはもちろん、受講生に真摯に向き合って、受講生の目標達成や成長に貢献できるよう全力を注いでいます!

標準的な一日のスケジュール

<訓練を担当している日>
●AM(8:00~12:00)講義(1h毎に休憩)
 パワポを使用して、原子力発電所の設備や手順、法律に関する講義を実施。
●PM(13:00~16:45)顧客との打合せシミュレータで事故対応訓練
 原子力発電所の中央制御室を模したシミュレータで、事故を模擬して操作対応。

<訓練がない日>
●AM(8:00~12:00) 試験問題の作成
 この日は新しい訓練の試験問題を作成しました。電力会社によって設備などの違いがあり、それらを考慮して試験問題を作成します。
●PM(13:00~16:45)顧客との打合せ
 新しい訓練に関して、ニーズ調査。
●帰社後
 17:30~ジム、バドミントン、飲み会など

嬉しかったこと

魅力・面白さ

苦労・難しい点

入社動機・この会社を選んだ理由は?

この会社に決めたポイントは3つあります。
1つ目のポイント>原子力発電所(沸騰水型軽水炉)の運転訓練という事業内容が唯一無二で、専門知識を駆使して訓練をするインストラクタの姿が誇らしく、やりがいのある業務だと感じた。
2つ目のポイント>会社の雰囲気がいい。会社説明会での対応が、明るく丁寧な印象だった。
3つ目のポイント>豊富な知識が必要な分、自身の成長につながると感じた。

 インストラクタ業務は、求められる知識範囲が広く、大変と感じることもありますが、自身の業務が原子力発電業界の安全文化を支えていると実感することができます。また、一見、業務内容が個人プレーのように見えますが、先輩インストラクタのサポートや会社の教育が充実しており、自分だけでは広げられなかったものの見方や考え方を知ることができます。現在もこの3つが、この会社に就職してよかったと思えるポイントです。

職場の雰囲気について

入社する前と後で会社・仕事に対してイメージが変わった点は?

学生の皆さんへメッセージ

私の学生時代の専攻は、発電所の設備や原子力に全く関係のない分野だったため、インストラクタになるための知識習得にとても苦労しました。専門書を読んでもいまいちピンとこないときは、文章ではなく図でまとめてみる・違う分野の表現を引用してみる等、工夫して理解を深めていきました。最初は「こんなところで躓くのは自分だけかな?」と考えていましたが、案外同じところで疑問を持つ受講生も多く、自分の経験を共有して理解を深めてもらえたこともありました。それから、私のインストラクターのスタイルは「受講生の“わからない・ピンとこない”に対して、共感して一緒に考えながら受講生の理解を深めていく」になっていきました。
 当初、私が思い描いていた”完全無欠のバリバリ理論派インストラクター”とは違うタイプですが(笑)、今のスタイルは自分らしく受講生に寄り添えるものだと感じています。

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