ダイヤメット
金属の粉末を金型に入れて成形し、それを高温の炉で焼き固める技術。お客様のご要望に応じた要求性能・機能を実現するための原料配合が自在で、複雑な形状でも高精度で大量生産ができることから、歩留まりが良く環境にも優しいことが利点です。その技法を用いて当社が生産しているのは、「焼結含油軸受/焼結軸受」や「焼結機械部品」といった主に自動車に使用される様々な部品。そして、自動車市場のEV化に対応すべく「軟磁性材」でつくる部品の開発を強化し、2026年中にも量産を開始する予定です。さらに電気自動車(EV)はもちろん、自然エネルギー発電など自動車以外の分野にも貢献してまいります。
電気自動車の普及に対応すべく開発に取り組んできた「軟磁性材」ですが、例えばロボットや産業機械など、自動車部品以外の市場からも当社への期待が高まっています。それを開拓することで当社の地盤はより強固となり、未来に向けてさらに発展できるでしょう。
そのような中、当社は2023年に柳河精機と経営統合を果たしました。同社との経営統合を通じて双方の強みを活かし、これまで以上に社会からの期待に応え、業界の変革をリードする企業グループを目指します。
今は新規品の見積や金型の設計などをしています。以前は製造統括部に所属して一つの製品群を担当し、材料を混ぜ、プレス機で固め、炉に入れて焼くまでの全工程を管理していました。当時から製品づくりの原理を学びながら業務にあたっていたため、その経験は今の仕事にも大いに役立っています。
狙ってつくっているとはいえ、粉だったものが金型の形状を転写されてプレス機から出てくる瞬間は、何度見ても「おぉ!」と驚きの感覚があるし、面白いなと思います。課題は、高効率化が進む車載部品がほとんどなので、求められる高レベルな寸法精度と品質管理に、技術者としてしっかり応えることです。
部署の壁を意識しないこと。分からないことがあったら、誰に聞くべきかを即断するために、普段から広くコミュニケーションを取り、さまざまな部署に知り合いを持つよう心がけています。そういうアクションを阻止するような社風ではないため、これからも積極的に交流し、居心地の良い職場にしたいですね。
地元・新潟にありながら、国内外の広い取引先との商流を築いていること、自動車産業という大きな業界に携わっていることが魅力です。また、新潟工場の周りには商業施設が多く、便利な好立地。私は徒歩圏内の社宅を利用しているため、暮らしやすく働きやすい環境で毎日を過ごせるのはうれしいかぎりです。
主に軸受の開発を担当。今は上司のサポートを受けながら試作と評価を繰り返し、製品化するまでの流れを学んでいる段階です。より良いものをつくることに対してとことん追求し、良い結果につなげるのがこの仕事のやりがい。気になったら深く調べずにいられない自分の性格にマッチしていると思います。
報・連・相です。研究して成果を出し、うまくいかないことすら楽しいという醍醐味を学生時代に味わい、研究開発職を目指して当社に入りました。でも組織で働くためには、実験の進捗報告や上司への相談がいかに大切かを痛感。それが社会人の基本であり、また自分の成長にもつながるのだと学びました。
同じ部署の皆さんはとても優しくてフレンドリー。「どうしてこうなったんでしょう」と聞けば「こうなんじゃない?」とヒントや新たな提案をしてくれるなど、分からないことを聞きやすい好環境です。そして、最も助かっているのは社員食堂。飽きることなく350円の日替わりメニューを毎日食べています。
黙々と研究するだけでなく、人と話すことも大好きです。以前、取引先と新規開発品について語らう機会があり、とても楽しかったのを覚えています。今よりもっと専門知識を身につけたうえで目指したいのは、新しい形の「技術営業」。開発力と営業力の両輪で活躍できる人材になるのが将来の目標です。
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