キョウワシールコウギョウ
協和シール工業の社名にもある「シール(seal)」は、英語で「密封する」という意味。製造しているのは大小さまざまなゴム製のリングです。
「水や空気の漏れを防いで密封する」「金属同士の摩擦を防ぐ」「精密部品を固定する」などさまざまな用途があり、使用される場所も航空機、住宅設備、自動車部品、腕時計の精密部品、スマートフォンやコンピュータ半導体など多岐に渡ります。現代の暮らしを支える製品の重要な一部を担っているのです。
1976年の会社設立以来、ゴム製リングの製造一筋。創業から50年積み重ねた技術やノウハウにより、難しい案件に応えてきたチャレンジ精神や経験を強みとして、お客様から信頼される質の高い製品を作り続けています。また、海外輸出は欧米やアジア諸国へ、創業時から継続して行われています。
製品作りに欠かせない金型にも秘密があります。海外の安価な金型メーカーに発注する企業が多い中、協和シール工業は、隣接する関連会社で金型を設計・製造。スピーディーかつ柔軟な対応でもアドバンテージがあり、「納期が早い」「仕様変更にも柔軟」なことが多くのお客様から支持されています。
1つ目の特徴は、会社に負債のない無借金経営であること。これは協和シール工業の価値ある製品づくりと高い収益性に由来します。これにより厳しいノルマに追われることなく、安定して働くことができます。給与面では、毎年のベースアップに加え、各個人の評価に応じた上乗せや、物価高に配慮した全員一律の昇給もあり、会社の利益を従業員にしっかりと還元しています。
2つ目の特徴は、穏やかでアットホームな社風。新入社員の教育も時間をかけて丁寧に行います。入社後すぐに成果を求めるのではなく、時間をかけて成果を上げることが出来る社員に育てることこそ、会社が成長する近道と考えています。従業員は落ち着いた雰囲気の人が多く、業務時間中は仕事に集中し、休憩時間は和気あいあいとしたムード。育児をしながら働く女性も多く、子どもや家族の話題もよく聞かれます。
3つ目の特徴は、従業員の健康に配慮した経営です。人気の社員食堂は、カロリーや塩分が計算されたヘルシーランチが200円〜300円とリーズナブル。おいしさとメニューの多さも自慢です。
また、日々の仕事量を平準化することにより残業ほぼゼロを実現。従業員の健康や体力に配慮した経営姿勢が評価され、新潟県の「にいがた健康経営推進企業(登録番号1301号)」にも認定されました。
協和シール工業は、環境保護に取り組む国際規格ISO14001を2017年に取得。使用する電力などのエネルギーの削減、廃棄処分にされる不良品の削減などにより、地球環境への負荷軽減を目指しています。
これからも時代のニーズを見据え、人や地域や社会と共存するサステナブルな企業活動を実践し、より良い成長を目指していきます。
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