ニイガタセイキ
各部署から寄せられるお客様からの声をもとに、
さまざまな測定工具やDIY製品等の新製品開発、既存製品の改良を担当しています。
アイデアや想いをカタチにできる部門です。
PT事業部、HC事業部、PMS事業部と連携し、製品の設計から開発、試作を担っています。新製品・既存製品とあらゆる製品において、利便性や精度、デザイン性を追求した新潟精機のモノづくりの基盤を支えています。
新潟精機の技術開発部門で働く先輩社員3人によるクロストーク!あらゆる製品に携わることのできる仕事の魅力、技術開発職のやりがいについて語っていただきました。
学生時代に中国語を専攻していたのですが、地元で語学を活かせる企業を探していました。その中で当社には中国・上海に事務所があると知りました。その当時は家から通えることを重視していたのですが、周りでは「新潟精機っていい会社だよね」と評判が良かったんですよね。どんな製品をつくっているかは、どちらかというと二の次でしたね(笑)。
高校は機械科、大学も工学部でした。高校時代の授業で、ものの厚さや径を測るノギスを使うことがあって、その時のノギスはロゴが当社のものだったと記憶しています。大学では自然科学を学びましたが、高校時代に触れたノギスという製品の便利さや面白さが忘れられず「ノギスの商品開発に携わりたい!」という想いで、入社を決めました。
大学では情報システムを学びましたが、デバイスや便利な道具がもともと好きで開発に関わりたいと思っていたんです。就活中に、測定器というニッチな分野の商品から、建設現場で使われる道具まで扱っている当社の存在を知り、いろいろな商品に触れられそうなところに惹かれました。
主な仕事は新商品の設計、開発です。その中でも、商品の中に組み込まれたコンピューターのプログラムを任されることが多いですね。他にもOEMの設計指示、機械的な設計・製図、電気的な回路設計などを行っています。
僕も新しい製品、既存製品の設計関連業務、事務作業を担当しています。今担当しているのは、当社の看板商品でもある「電ドルミニポンプ」の改良です。基本、デスクワークが中心になりますが、時には席を離れて製品を実際に見て触れてアイデアを膨らませたり試作をすることもありますね。事業部のスタッフと製品についての打ち合わせなども行います。
SさんとIさんは入社当初から技術開発部ですが、私は以前、パッケージの部門にいて、技術開発部での仕事は2014年からになります。仕事として新商品開発から既存製品の変更対応、特許や商標、意匠など、製品の知的財産管理や調査も担当しています。
入社時に「こんな仕事がしたい!」と思っていたことが実現できていることですね。また、自分が思い描いたものがきちんとカタチになって世の中で使われていることにも、面白さややりがいを感じます。大変だと思うこともたくさんありますが、部内のチームワークと風通しの良さのおかげで毎日乗り越えられています!
仕事の中で新しい発見があったり、測定工具に関する専門的な知識が身に付いていくことですね。私は理系でもなく、事業内容に興味を持って始めた仕事ではなかったこともあり、この仕事の面白さはモノづくりに関わり、経験を積んでいくごとに感じるようになりました。あとは担当した商品が完成して、良い評判を聞くとやっぱりうれしいです!
知識がアップデートしていくことでしょうか。常に新しいことを覚えて学ぶ機会があり、チャレンジを後押ししてもらうことも多く、ありがたく思っています。技術開発部は20代から70代と年代が幅広いのですが、若手はベテランに教わることも多い一方で、ベテランスタッフも技術的に知らないことや新しい知識に触れている姿もよく見かけます。仕事に関わる学びに貪欲になれる環境だと思います。
当社オリジナルの目盛「快段目盛」を施したT型定規です。私が技術開発部に配属になって、初めて開発した製品なんです。図面描きはもちろん、素材やつくりに関しても製造現場にも何度も足を運んでゼロからつくり上げたので、今見ても感慨深いです。
でき上がって販売されてからまだ1年も経っていない新シリーズの電ドルミニポンプなんですが、この製品は金型をつくるところから携わりました。実は発売した後にいくつか不具合が見つかって、それを検証しながら改良、改善を行って設計変更も行いました。一つのものができるうれしさと難しさ、その両方を感じることができた製品で、おそらくこの先もずっと印象に残っている製品になると、自分では思っています。
私は入社して初めて担当した、マイクロメータが一番印象に残っています。名前は知っていても全く触ったことがない製品でしたが、製品の仕組みや測定に関する知識や常識などを初めて知ったのがこの製品だったんです。測定というジャンルの奥深さや面白さを教えてもらった仕事でした。
他にこんな企業も見てみませんか?