にいがた就職応援団ナビ2026

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「パール金属」の多彩なラインナップと、営業職の役割をルポ!

キッチン用品とアウトドアツールを通じて、新しい生活文化を提案

新潟県三条市に本社を置くパール金属。1967年の設立以来、キッチン・リビング用品の「パールライフ」と「アウトドア・キャンプ用品の「キャプテンスタッグ」という二つの自社ブランドを展開し、時代のニーズに合わせた幅広い生活用品を提供してきました。その商品数は年間約2000点!利便性や機能をとことん追求する企画・開発力を同社の強みとし、暮らしの中でものを使う楽しさや便利さを発信しています。

同社には、国内外へ向けて事業を展開する同社には多様な職種や業務がありますが、今回は入社後に配属される営業職の仕事に着目!新潟県外の支店営業所で営業経験を積み、現在は企画や開発に関わる本多さん、樋山さんにパール金属の営業職の仕事ややりがい、営業の経験が現職に活かされているかなどお話を伺いました。

三条市には、本社のほか流通ステーションが8ヶ所。大規模物流システムを確立させ、全国そして海外へタイムリーに製品を出荷しています!

売り上げに結びつく、商品の見せ方・売り方を模索

まず、一人目は入社13年目を迎えた本多さん。本多さんは大学時代、音響や照明を扱うサークルに所属し、その中でアウトドアに馴染みがあったことと、独自のキャンプ用品ブランド「キャプテンスタッグ」に惹かれたことがきっかけで、入社を決めました。

入社後、本多さんは名古屋支店で11年間営業職として勤務。主にEC関連の得意先を担当し、ネット通販専門のショップや実店舗とECサイトの両方を持つ顧客との取引を行っていました。営業の仕事は商品の提案やセール企画、商品ページの校正、在庫確保など、業務は多岐に渡ります。その中で、本多さんが特に力を入れていたのが、商品の見せ方や販売戦略の提案。毎日のランキングや検索キーワードの分析からトレンドを予測し、それぞれの顧客に最適な提案を行うことで売り上げに結び付けていきました。

「例えば、ECではギフト需要が強いこともあり、商品を組み合わせたセット販売などを提案することもあります。結果、単品で買われるよりも売り上げがアップし、お客様の売り上げにも貢献できました」と本多さん。見せ方や売り方の提案一つで売り上げに結びつくことに営業の仕事の醍醐味を感じるようになったそうです。

  • パール金属を一言で表現すると【無限のアイディアを形にできる会社】
    チャレンジ精神を大事にしているからこそ、企画開発陣が迷いなく新商品を作ることができています!

営業経験で培った知識と自信が“チャレンジ”を後押し

本多さんは2年前に本社配属となり、現在はブランドイノベーション事業部主任として企画開発の業務に携わっています。最近では展示会のブース設計を担当し、動画制作まで手がけるなど、商品をいかに魅せるかを追求。クリエイティブな思考が必要となる業務でも、営業職での経験が大いに活かされているそうです。
「展示会のブース設計では、営業職時代に培った商品の見せ方やトレンド分析のスキルが役立っています。営業での経験を積み重ねることで、「こうすれば売り上げにつながる」といった根拠のある自信というものが自然と養われていたと感じています」と本多さん。

一方、社内の雰囲気については、人間関係も良好でお互いをリスペクトできる関係ができているのだとか。残業も少なく、有給休暇も取りやすい環境にも魅力を感じているそうです。
新商品開発に積極的で、チャレンジ精神を大切にしている会社です。上司はアイデアを聞いてくれて、失敗しても次につながるアドバイスをくれるので、非常に仕事がしやすいです。自由にアイデアを試せる環境です」と語ってくれました。

  • 自社媒体でのPRはもちろん、得意先様のSNSにて自社商品を紹介していただくお願い(見せ方の提案)なども行います!

  • 展示会のブース設計を担当したときの様子。自社の商品が魅力的に見えるよう思考を凝らします!

顧客の生の声を、営業の提案とスキル向上に活かす

二人目は、燕市出身で、幼少期から地場産業を学ぶ機会があったという樋山さん。大学では情報工学系を専攻しましたが、就職活動では地元の金属加工業を全国に発信したいと同社に入社しました。

新卒で入社後は東京支店に配属され、7年間営業職として勤務。全国展開するホームセンターの小売店への新商品や季節商品の紹介、棚割りシミュレーションなど、実際に顧客の店舗へ出向く機会も多くありました。
地域や季節によっても提案商品が変わることから、市場動向や競合他社の情報を収集。自社商品の付加価値を高める提案も積極的に行なってきました。

提案した商品がお店に並んでよく売れている時や、お客様から棚割りの提案を評価していただいた時は、営業職のやりがいを実感したと樋山さんは振り返ります。「どんな商品が求められているのか、どういう付加価値があれば喜ばれるのか、お客様の生の声を聞くことができたのは、商品を提案していく上でもプラスになりました」。
顧客ニーズを直接把握することができた営業職の経験は、商品開発や提案につながるスキルを磨くことにもつながりました。

  • パール金属を一言で表現すると【幅広い商品力とスピード力がある会社】
    半年に1回新製品が発表されるので、お客様からはすごいとお褒めの言葉をいただいています!

スピードとアイデアを武器に、常に新しいものづくりを!

同社の魅力や強みについては「スピード感のあるものづくりです!半年に一度新商品が発表されますし、お客様からも『また新しいものを持ってきたね』と言われますね(笑)」と樋山さん。常に新鮮な提案ができる刺激的な環境は、自身の仕事へのやりがいや意欲にもつながっています。

現在、樋山さんは本社の開発職として鉄フライパンやフライパンカバー、グリルなどの鉄製品を担当。「営業時代に培った「お客様目線」が今の仕事にも活きています。使う人の立場に立って、便利で魅力的な商品とはどんなものか?を、考えられるようになりました」と営業経験を積んだことの意義を実感しているそうです。

また、会社の社風については「感謝の気持ちを大切にしている会社」と樋山さん。「『おかげさまで』という言葉を耳にする機会が多いですね。私自身もお客様はもちろん、社内の他部署や取引先の工場など、関わるすべての人への感謝の気持ちを忘れないようにしています」と樋山さん。
今後の目標についても「担当カテゴリーの商品知識をさらに高めて、多くの方に愛用していただける商品を増やしていきたいですね」と意欲を見せます。

  • 新商品の紹介や季節商品の提案だけでなく、売り場の棚割りシミュレーションも担当。陳列応援に行くことも!

  • 当社の強みは幅広くカテゴリー!お客様からもこんなカテゴリーまで取り扱いあるんだ!と驚かれることも多いです!

日常生活からアウトドアまで、私たちの暮らしに寄り添うパール金属。チャレンジと感謝を大切にしたパール金属のものづくりの精神は、今回インタビューした二人の仕事への意欲ややりがいに直結しているのを実感しました。
また、同社では、長年掲げてきた「新しい生活文化」の実現に向けて、地域雇用の創出や地場産業・地域経済への還元や貢献など、地域貢献への取り組みも推進。ものづくりの街をより一層盛り上げる同社の動向は、ますます注目を集めそうです!

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