ロングラン
知識や経験がなくても安心!ロングランの充実の教育体制をルポ!
障がいのある人を『一生涯を通して』支援するロングランの“教育カリキュラム”とは?
児童発達支援、放課後等デイサービス、就労支援、グループホーム運営などを展開するロングラン。「子どもから大人まで、一生涯地域の中で幸せを感じられる暮らしを実現する」という理念のもと、利用者さんの自宅へ訪問しての生活援助や施設での支援など、さまざま支援に携わっています。
入職後は、まず現場でご利用者さんとの関わり方を学び、経験や知識を養ったうえで、入社4年目以降、各々の希望や適正に応じて、より専門的な支援員やマネジメント職へのステップアップも可能。今回はロングランの教育体制をはじめ、実際の職員の声を交えながら、具体的な仕事やキャリアステップについて詳しくご紹介します!
取材にご協力をいただいた
髙橋さん吉井さん小島さん
支援の現場経験を経て、目指す方向性やキャリアを選べる教育方針
ロングランの教育カリキュラムは、新入職員の成長を段階的にサポートしていくのが、最大の特徴です。
1年目は複数の拠点をローテーションで経験。午前は就労支援、午後は放課後等デイサービスなど、あらゆる現場で幅広い知識と経験を養います。また、2〜3年目の職員が1年目の職員の育成を担当し、教える側も学ぶ側も共に成長できる環境を整えています。
さらに、毎年夏から冬にかけて月1回、外部講師による専門的な研修を実施。発達障害や重症心身障害など、実際のロングラン内での事例をもとにグループワークを行い、現場で活かせる実践的な知識を身に付けます。
4年目以降は、個人の適性や希望に合わせて専門性を深めるか、組織運営に携わるかを選択でき、支援のプロフェッショナルとしてのキャリアや、マネジメント職へのステップアップなど、多様なキャリアパスが用意されています。
入社してから1年間は配属先を決めず各拠点で研修行います。研修期間中は午前は就労支援(大人)午後からは放課後等デイサービス(子供)の支援をしました。各拠点でどのような支援をしているのか、利用者さんがどんな作業、何をして過ごしているのかを学ぶことができます。
発達障害研修、重心研修がありそれぞれの研修で基礎、応用、ロングランの利用者さんの気になる行動や課題についてグループワークを行い支援方法を検討する研修を行っています。講師の先生からの助言を頂き現場で活かしています。
実務経験でさまざまな支援を学ぶ「ローテーション研修」
実際に働いている先輩職員にも、どのように仕事の経験やキャリアを積んできたのかをインタビュー!
まずは、大学で社会福祉を専攻し、昨年入職した2年目の高橋さん。入職1年目はロングランの本部施設のFステーションと、就労支援を行う「カフェみるく」などの拠点を回るローテーション研修を経験し、入職8ヶ月頃からは訪問系と児童発達支援、グループホームでの支援に入り、段階的に仕事を覚えていきました。
「限られた時間の中、一人ひとりに合った支援方法を行わなければならない場面でもスムーズに業務をこなせるのは、ローテーション研修での経験のおかげかもしれません」と成果を実感していたそうです。
高橋さんに、仕事をしていて印象深かったことについても尋ねてみました。
「今年6月に柏崎市の広報誌に私の仕事について掲載してもらったのですが、利用者さんとお昼ご飯を食べに行った時に『市報で見ましたよ』とお店の方に声をかけていただいて。ロングランは地域とのつながりを大切にしていることもあり、私たちの仕事が柏崎という地域に知ってもらえることが嬉しかったです!」とほほ笑みます。
1年間のローテーション研修は現場を知ることができ、とても勉強になりました。ロングランはサービスが多いため、日中拠点など他の現場の様子を見ることは難しいですが、1年目にいろいろな現場を見て回ることで、そこでの利用者の様子や仕事内容など理解することができます。
外出先で地域の方から「いつもありがとうございます!」といった言葉を貰った時はすごく励みになります。柏崎市の広報誌に掲載いただいた際も、地域の方に声をかけていただき、ロングランを知ってもらえていることがとても嬉しかったです。
より専門的な支援を学び深める、外部講師による研修もあり
続いては、2021年入職の吉井さん。現在は利用者が外出先での余暇を楽しむ移動支援や行動援護など、訪問系の支援を中心に活躍中です。
「入職1年目は午前は就労支援、午後からは放課後等デイサービスの支援を行い、ロングランのさまざまなサービスや支援の形を幅広く学びました。研修期間中には各拠点を利用する方々やご家族、職員と関わることで、顔と名前を覚えることができます。この人間関係づくりも、現在の仕事にも大きく活きていますね」と吉井さん。
外部講師による研修では、ロングランの利用者の気になる行動や課題についてグループワークを行い、支援方法を検討しました。
「発達障害や重症心身障害を持つ利用者さんの実際の支援に直結する研修です。基礎・応用を通じてより専門的な支援を教わり、現場で活かせるのがありがたかったです」。
また、入職時に驚いたのは私服で仕事ができることだとか!
「私服で仕事をすることで、まるで親子、兄弟、友達のように見えて地域に馴染むことができます」とその魅力を語ります。
仕事のやりがいは「子供の頃から支援してきた利用者さんが成長し、就労する姿を見れること」。日々利用者の思いに寄り添い、やりたいことを叶える支援に力を入れているそうです。
訪問系はほぼ毎日支援を行う場所が異なります。利用者さんのご自宅に訪問して通所準備や入浴支援を行う居宅支援、ここはうす四谷、本部のFステーションで子供と関わる児童発達支援や放課後等デイサービス、外出先で余暇楽しむ移動支援、行動援護など。様々な場所で支援をしています。
仕事でのやりがいは成長した姿を見れることです。ロングランは子供から大人まで幅広い年齢層の利用者さんがサービスを利用しています。一人ひとりに合った支援方法を考え、実行しています。
先輩・後輩職員との関わりで、仕事への理解を深めていく教育の仕組み
最後は入社5年目を迎える小島さん。訪問系支援員として、利用者の自宅に行って朝の身支度や夕方の入浴の介助、通院の付き添いや利用者と一緒に食事や買い物、映画を見に行くなどの外出の支援も行っています。
「入職後2週間ほどは、座学で福祉やロングランの事業や理念について学ぶ機会がありました。私もローテーション研修を経て、1年目はあらゆる拠点で経験を積み、2年目から訪問系に関わり、3年目でグループホームの世話人になり、現在に至ります」。
独自のOJT制度では1年目の職員に2〜 3年目の先輩職員が付き、実際の現場で仕事や心構えを学びつつ「一方で先輩職員も後輩に仕事を教えることで、より支援や業務について深く理解できる教育体制になっていると思います」と実感しています。
さらに、ロングランの魅力については「若手が多いことです!年齢の近い先輩や後輩がいるため、悩みや相談事などを話しやすいです」と小島さん。
現在、小島さんは、社会福祉士・介護福祉士の資格取得を目指して勉強中!「ゆくゆくは経営やマネジメントの部分にも関わっていきたいですね」と近い将来のキャリアステップについても語ってくれました。
訪問系支援員として、利用者の自宅に行き、朝の身支度や夕方の入浴の介助、通院の付き添いや利用者と一緒にお昼ご飯を食べに行ったり、買い物や映画を見に行くなどのお出かけの支援を行っています。
入社前は「福祉=利用者の生活動作の介助」だと思っていましたが、実際に現場を見てみるとそれだけではなく、利用者の仕事のサポートや外出の付き添い、また福祉の啓発・啓蒙活動や事務作業など、多岐にわたる仕事に携わります。柏崎の縁の下の力持ちとして、利用者が過ごしやすい地域をつくっていきたいです!
新人職員の成長を細やかにサポートする、ロングランの教育カリキュラム。ローテーションでの研修や実例を交えたグループワークなど、さまざまな形で支援を学ぶ体制が整っているのを感じました。
また、職員の方々の生き生きとした表情や言葉から、仕事への誇りとやりがいも感じられました。地域とのつながりを大切にする姿勢、利用者一人ひとりに寄り添う支援の在り方も、ロングランならではの魅力です。
福祉の仕事に興味はあるものの、知識や経験がないという方にとっても、充実した教育体制と温かい職場環境が成長を後押ししてくれることでしょう。
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